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JustLend DAOとは?トロン(TRON)版の「銀行」で年利10%超えを狙う方法

「USDTを持っているけど、どこで運用すれば安全で高利回りなの?」 そんな疑問に対する一つの答えが、トロン(TRON)チェーン上にあるJustLend DAOです。

預かり資産(TVL)は 約60億ドル(約9,000億円) を超え、世界中のDeFiの中でもトップ5に入る巨大プロジェクトです。 あのJustin Sun氏が強力にバックアップするこの「トロン版銀行」の魅力と、決して無視できないリスクについて解説します。

JustLendの3つのメリット#

JustLendの3つのメリット

1. USDTの運用に強い#

TRONチェーンは、世界中のUSDTの半分以上(51%)が発行されている「ステーブルコインの本拠地」です。 JustLendはその中心地であるため、特にUSDTの預け入れ金利が高く安定している傾向があります。

2. 手数料がとにかく安い#

イーサリアムで同じことをしようとすると数千円のガス代(手数料)がかかりますが、TRONなら 1円〜数十円 レベルで済みます。 こまめに利息を引き出したり、少額から運用したりするのに最適です。

3. ユニークな「エネルギーレンタル」#

TRONには「エネルギー」という概念があり、これを借りることで取引手数料をさらに無料に近づけることができます。JustLendにはこのシステムが組み込まれており、上級者には嬉しい機能です。

知っておくべきリスク:Justin Sun氏の影響力#

知っておくべきリスク:Justin Sun氏の影響力

「巨大で便利なら完璧じゃん!」と思うかもしれませんが、投資家が最も警戒しているのが 「中央集権リスク」 です。

  • Justin Sun氏への依存: プロジェクトの実権は、TRON創設者のJustin Sun氏が握っていると言われています。⚠️ 彼自身の資産が大量に入っているため「彼が倒れたら共倒れ」というリスクがあります。
  • 米SECとの訴訟: 現在、Justin Sun氏は米証券取引委員会(SEC)から訴訟を起こされています。「未登録証券の販売」などの疑いがかかっており、この行く末次第ではプロジェクトに影響が出る可能性があります。
  • チームが匿名: 巨大プロジェクトにも関わらず、運営メンバーの多くは正体不明です。

独自トークン「JST」の将来性#

独自トークン「JST」の将来性

ガバナンストークン「JST」は、すでにすべて発行済み(インフレしない)で、運営収益を使った「買い戻し&バーン(焼却)」プログラムも始まっています。 これにより希少性は高まっていますが、価格はやはりTRONエコシステム全体の信頼度に大きく左右されます。

まとめ#

まとめ

JustLend DAOは、USDTを高利回りで運用したい人にとっては「無視できない選択肢」です。

  • 安くて速い: ガス代を気にせずDeFiを触れる。
  • 規模が大きい: 60億ドルの資金が集まっており、流動性は十分。
  • リスク: 運営の中央集権性と、規制当局との戦いは懸念材料。

「卵を一つのカゴに盛らない」の格言通り、全資産を預けるのではなく、リスク分散の一つとして活用するのが賢い付き合い方と言えるでしょう。