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Spark Protocol(SPK)とは?DeFiの巨人が放つ「流動性インフラ」の正体
DeFi界の重鎮「MakerDAO」がブランド名を「Sky」に変更し、新たなエコシステムを作り上げていることをご存知でしょうか? その中核を担うのが、今回紹介するSpark Protocol(スパーク・プロトコル)です。
2023年の登場以来、預かり資産(TVL)は瞬く間に79億ドル(約1.2兆円)を突破。 Aaveなどの既存のレンディングサービスを脅かす存在として、急成長を遂げています。
Spark Protocolの正体:Skyの「実働部隊」

Sparkは、Sky(旧MakerDAO)が発行するステーブルコイン「USDS(旧DAI)」を最大限に活用するためのプラットフォームです。 主に3つの機能があります。
- SparkLend: 暗号資産の貸し借りができる場所(Aaveの技術をベースに改良)。
- Spark Savings: USDSを預けて利回り(年利約5〜12%)を得る「貯金箱」。
- Spark Liquidity Layer: 複数のDeFi間でお金を自動で移動させ、効率よく運用するシステム。
これまでMakerDAOが持っていた巨大な資金力を、より直接的に、より効率的に市場に流し込むための 「水道管」 のような役割を果たしています。
なぜ注目されているのか?:大物との提携

Sparkの凄さは、そのバックグラウンドだけではありません。 「機関投資家」 との結びつきが非常に強いのが特徴です。
- BlackRock: 世界最大の資産運用会社と提携し、10億ドル規模の資産運用に関わっています。
- PayPal: 決済大手PayPalのステーブルコイン「PYUSD」とも連携を進めています。
つまり、Sparkは単なる「暗号資産好きのためのサービス」ではなく、「伝統的な金融とDeFiをつなぐ架け橋」 として設計されているのです。
新トークン「SPK」とリスク

2025年6月、独自トークンSPKがローンチされました。 これはSparkの運営に参加したり、報酬を得たりするためのトークンです。
しかし、投資する際には注意が必要です。
- 流通量が少ない: 現在市場に出回っているのは全体の約20%だけです。💡 今後10年かけて残りが徐々に配布されるため、売り圧力が続く可能性があります。
- 価格変動: まだ新しいトークンのため、価格が安定していません。
まとめ

Spark Protocolは、Skyエコシステムの「最強の武器」です。
- 安心感: MakerDAOの実績と技術力がベース。
- 将来性: 機関投資家向けインフラとしての巨大なポテンシャル。
- 投資: SPKトークンは魅力的だが、長期的なインフレリスクを考慮する必要あり。
DeFiが「マニアのお遊び」から「世界の金融インフラ」へと進化していく過程で、Sparkは間違いなく中心的な役割を果たすでしょう。